肝臓内科について
肝臓は、栄養の代謝・解毒・胆汁の生成など、体内で500以上の働きを担う重要な臓器です。
しかし、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれるように、病気が進行しても自覚症状が現れにくいという特徴があります。
そのため、気づいたときにはすでに病状がかなり進んでいたというケースも少なくありません。
当院では、内視鏡診療の経験を積む中で肝臓疾患と深く関わってきた院長が、腹部エコー検査や血液検査などを通じて肝臓の状態を丁寧に確認し、異常の早期発見に努めています。
「健診で肝臓の数値が高いと言われた」「お酒をよく飲む」「脂肪肝が心配」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

肝臓内科で診る主な疾患
肝臓に関わる疾患は多岐にわたります。
当院では、以下のような疾患に対応しています。
いずれも初期は自覚症状が出にくいため、定期的な検査による早期発見が重要です。

脂肪肝
脂肪肝は、肝臓に中性脂肪が過剰に蓄積した状態です。
食べ過ぎ・飲み過ぎ・運動不足・肥満などの生活習慣が主な原因で、糖尿病やメタボリックシンドロームとの関連も深い疾患です。
見た目は太っていなくても、体脂肪率が高い「隠れ肥満」の方に脂肪肝が見られるケースも多くあります。
軽度の脂肪肝であれば生活習慣の改善で回復が期待できますが、放置すると肝炎・肝硬変へと進行する恐れがあるため、早めの対処が大切です。
肝炎(ウイルス性・アルコール性・非アルコール性)
肝炎とは、肝臓に炎症が起きた状態の総称です。
B型・C型肝炎ウイルスによるウイルス性肝炎のほか、過度な飲酒が原因のアルコール性肝炎、食生活の乱れや肥満を背景とした非アルコール性肝炎などがあります。
倦怠感・食欲不振・黄疸などの症状が現れることがありますが、初期は無症状のことも多く、知らないうちに慢性化しているケースもあります。
血液検査や腹部エコー検査による定期的な確認が早期発見につながります。
肝硬変
肝硬変は、長期にわたる肝炎や脂肪肝などが進行し、肝臓の細胞が線維化して硬くなった状態です。
肝臓の機能が大きく低下し、黄疸・腹水・むくみ・意識障害などの症状が現れることがあります。
また、肝硬変が進むと食道や胃に静脈瘤ができることがあり、破裂すると大量出血につながる危険があります。
院長はこの静脈瘤の治療に長年携わってきた経歴があり、肝硬変の患者様に対して静脈瘤の有無や状態の評価も含めた対応が可能です。
専門的な治療が必要な場合は、適切な医療機関へご紹介します。
肝臓がん
肝臓がんは、肝臓に発生する悪性腫瘍です。B型・C型肝炎ウイルスへの感染や肝硬変を背景に発症するケースが多く、初期はほとんど自覚症状がありません。
進行すると腹部の張り・痛み・体重減少などが現れることがあります。
肝炎や肝硬変のある方は定期的な検査が特に重要で、腹部エコー検査や血液検査による早期発見を心がけることが大切です。
肝臓内科で行う検査
肝臓の状態を正確に把握するためには、自覚症状だけでは判断できないことが多く、適切な検査が欠かせません。
当院では主に以下の検査を行っています。
血液検査(肝機能検査)
血液検査では、AST・ALT・γ-GTPなどの肝機能を示す数値を確認します。
健診でこれらの数値に異常を指摘された場合、その原因を詳しく調べるために追加の検査が必要になることがあります。
数値が高いからといって必ずしも深刻な状態とは限りませんが、放置せず早めに受診して原因を確認することが大切です。
腹部超音波(エコー)検査
腹部エコー検査は、超音波を使って肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓などの状態を画像で確認する検査です。
被ばくの心配がなく体への負担が少ないため、繰り返し受けやすいのが特長です。
脂肪肝・肝炎・肝硬変・肝臓の腫瘤など、血液検査だけでは把握しきれない情報をエコー画像から読み取ることができます。
肝臓の病気は血液検査と腹部エコーを組み合わせることで、より精度の高い評価が可能になります。
腹部エコー検査の詳細については、腹部超音波検査のページをあわせてご覧ください。
健診で「肝臓の数値が高い」と指摘された方へ
健康診断で肝臓の数値(AST・ALT・γ-GTPなど)に異常を指摘されても、自覚症状がないためそのまま放置してしまう方が少なくありません。
しかし、肝臓は症状が出にくい臓器だからこそ、数値の異常を見逃さないことが重要です。
肝臓の数値が高い原因はさまざまで、脂肪肝・アルコール性肝障害・ウイルス性肝炎・薬剤性肝障害などが考えられます。
原因によって対応が異なるため、自己判断せずに受診して原因を調べることが大切です。
また、生活習慣病との関係も見逃せません。
糖尿病・高血圧症・脂質異常症などの生活習慣病をお持ちの方は、肝臓にも負担がかかっているケースが多く、知らないうちに脂肪肝や肝機能障害が進行していることがあります。
生活習慣病の治療と並行して、肝臓の状態もあわせて確認することが、将来的な重篤な疾患の予防につながります。
「健診で引っかかったけれどそのままにしている」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

糸島市二丈で肝臓内科をお探しの方へ
肝臓の病気は、自覚症状が出にくいぶん、気づいたときには進行していたというケースが多い疾患です。
健診での数値異常、生活習慣病をお持ちの方、お酒をよく飲む方など、気になることがあれば早めに受診することが大切です。
当院では血液検査と腹部エコー検査を組み合わせて肝臓の状態を丁寧に確認し、必要に応じて専門医療機関へのご紹介も行っています。
糸島市二丈で肝臓内科をお探しの方は、みやこだ医院までお気軽にご相談ください。
